九州高校体育大会 ハンドボール女子 激戦を制した大分が九州王者に 【大分県】

2023/06/19
  • 高校総体

 主要メンバーをけがで3人欠いて臨んだ今大会は、新戦力の成長がポイントだった。滝元監督は「チームとして底上げができた。守備が機能し、シュートもいいところで決まった。地元開催で勝ち抜いたことがいい経験になった」と振り返る。ただ、課題も明確になった。「コミュニケーションをもっと取ってほしい。展開によってコート内で選手たちが試合をコントロールできるようになってほしい」と満足した様子はない。

 

 キャプテンの塩津美空(3年)は、「全員の力を合わせて勝てたことがうれしい。今日は試合前のアップからチームの集中力が高かった。後半に逆転された時も粘り強く守り、自分たちの速攻につなげた。2年生が頑張ってくれ、要所では3年生が得点した。チームの厚みが増したと思う。インターハイ(全国高校総体)はレベルの高いチームが集まる。うちの強みは確実に守り、確実に点を取れること。目指すは日本一」と全国での活躍を誓った。

 

チーム一丸となって優勝を決めた

 

 

(阿部里美)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ