県高校総体前特集 バレーボール男子② 戦力が整い盤石な大分南 【大分県】

2024/05/15
  • 高校総体

 全国高校総体(インターハイ)が日田で開催されるバレーボール男子。その県予選となる県高校総体の組み合わせが決まった。今回はシード権を獲得した4校を紹介する。第2回は昨年、全国高校総体、春の高校バレーに出場し、盤石な体制で連覇を目指す大分南。

 

 昨年の県高校総体以降、トップを走り続けている大分南。県高校総体の前哨戦である全九州バレーボール総合選手権大会県予選でも、1セットも失うことなく優勝し、その力を見せつけた。昨年のチームをけん引した2人のエースが卒業した後も、チーム力は落ちていない。キャプテンでセッターの渡辺豊志やエースの水田凰雅など、2年時から活躍してきた経験豊富な3年生が軸となり、盤石な体制を築いている。

 

 成長著しい下級生の存在も頼もしい。次代のエースとして期待される宮永晃宏(2年)や急成長中の井手平夏和(同)、中村海斗(同)、芦谷稔(同)などの攻撃陣に加え、柿原茂徳監督に「高さはないが、うまさでカバーできる」と言わしめるリベロの姫野蓮史(同)、中学時代に県選抜チームの正セッターとして活躍した仲本路惟(1年)など、申し分のない戦力がそろっており、選手層の厚さは県内随一といっても過言ではない。下級生は上級生を見本に、上級生は下級生に刺激を受けながら、着実な成長を遂げている。

 

全国大会に向けてジャンピングサーブ対策を練る

 

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