県高校総体前特集 バスケットボール男子(1) 新生・別府溝部学園 守備改革がスタート

2022/04/26
  • 高校総体

 新体制となって初めての公式戦となった南九州四県対抗選手権大会(4月23、24日・大分)では、宮崎、熊本、鹿児島の第一代表と対戦し1勝2敗。伊藤監督は思うところは数々あったようだ。「選手は能力が高く、上昇志向もある。これまで選手がやってきたことを尊重し、少しずつ改善点を修正していけばいい」とポジティブだ。主力の一人、石橋健人(3年)は、「試合の入り方が悪かった。意識してやってきたつもりだが、新チームとなって日が浅く、硬さがあった。それでも試合を重ねれば良くなっていく感じはある」と課題を挙げながらも手応えを感じたようだ。

 

 目標とする「ボールを持たせない」「抜かせない」と、常にインターセプトを狙う「守備の改革」は始まったばかり。「1対1のコンタクト部分での体の当て方、相手との距離、対面したときの角度。そこができてチームディフェンスが加わる。細部にこだわるが、すぐにできることではない。共通意識の下で理解していけばいい」(伊藤監督)。機能するにはまだまだ時間がかかりそうだが、南九州四県対抗選手権大会を終え、「今日からがスタート」とした。

 

得意のドライブで切り込む後藤有輝

 

 

(柚野真也)

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