夏の主役たちvol.11 卓球女子 細部の技術にこだわりベスト8を狙う明豊

2021/08/06
  • 高校総体

 6月の県高校総体で明豊が圧倒的な強さを見せた。卓球女子は全種目で優勝し、団体、シングルス4人、ダブルス1組が全国高校総体へ挑戦する。

 今年のチームは3年生1人、2年生3人、1年生2人の少数精鋭だが、“全種目制覇”が証明するように個々の実力は高い。目標に掲げるベスト8は十分に射程圏内だ。

 

 チームをけん引するのはキャプテンの秋吉翼(3年)。県高校総体では「プレッシャーで力を出しきれなかった」と悔しさをにじませたが、現在はいい意味で吹っ切れ、調子は上向き。キャプテンとして、そしてただ一人の3年生として強い覚悟を持って全国へ臨む。ポイントゲッターの梅木ちとせ(2年)は県高校総体で団体、シングルス、ダブルスの3冠を達成した実力者。1年生ながらチームの中核を担う安本智南は、攻めのスタイルでチームに貢献する。

 出場する誰もが勝敗のカギを握るといっても過言ではない大きな存在感を放っている。

 

強い覚悟を持って全国に臨む秋吉翼

 

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