夏の主役たちvol.6 水球男子 全員守備・全員攻撃でベスト4を狙う大分商業

2021/07/24
  • 高校総体

 接戦を勝ち切り、つかんだ全国行きの切符。水球の九州高校体育大会で、大分商業は準々決勝で宮崎工業、準決勝で長崎西に1点差で勝利した。決勝の鹿児島南には10―24で敗れたが、上位3校に与えられた全国高校総体の出場権を得た。武内一馬監督は「これまで取りこぼすことが多かったが勝ち切ることができた。精神的に強くなった」と選手をたたえた。

 

 2月の九州大会で宮崎工業と対戦し、4点差で敗戦。実力差はなかったが、試合会場の雰囲気や相手の勢いに屈した。実力はあるのに勝てない現実に目を向け、一つのミスから負の連鎖を立ち切れず、連続失点する悪癖を断ち切るために練習から追い込むことで精神面を鍛えた。キャプテンの高下悠人(3年)は「キツかったけど、それを乗り越えたことが自信になった」と胸を張る。

 

攻守でアグレッシブな大分商業

 

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