夏の主役たちvol.4 陸上男子 課題修正を繰り返し、それぞれのベストを目指す大分雄城台
2021/07/03
- 高校総体
400メートルリレーのメンバーである岩男青空(3年)は、もがきながらも自分の走りに到達した選手の一人。弟の昇空(1年)とともに全国高校総体に出場する。自己記録が肉薄する二人は兄弟であり、ライバルでもある。負けられないという思いが強かった青空は、弟が入学した4月から調子を落とした。「意識し過ぎたこともあったが、自分らしく走ることを考えた」。弟の実力を認めてからは気持ちが吹っ切れた。リレーでは昇空が1走、青空が3走でバトンをつなぐ。「二人で最高の形でアンカーにバトンを渡そう」と全国舞台での活躍を誓う。
インターハイの陸上は7月28日から、福井県営陸上競技場で開催される。
リレーに出場する岩男青空(左)と昇空の兄弟
(柚野真也)