県高校総体前特集 バスケットボール男子③ 県内最多優勝を誇る大分舞鶴の逆襲

2021/05/16
  • 高校総体

 バスケットボール男子の県高校総体前特集の第3回は、復権に燃える大分舞鶴を紹介する。

 新チーム初の公式戦となった県高校新人大会で準優勝した大分舞鶴。県高校総体の前哨戦となる南九州四県対抗バスケットボール選手権大会県予選ではベスト4と、あと一歩のところで悔しい結果が続いている。「負けた時にこそ、何を感じ取れるか」と池田剛監督が話すように、敗戦を一つの結果と捉えながらも、勝利への執念は試合ごとに増し、着実な変化をもたらしている。

 

 「一番の理想形は、指導者が何も言わずとも臨機応変に対応できること」と話す池田監督。システムをうまく機能させるチームワークとプラスアルファの個の技術や判断力が勝利へのカギという。ここ最近の大会は決勝までの戦いが容易ではなかった。「決して技術が劣っているわけではなく、局面を攻めきれないツメの甘さがある」と課題を口にする。「毎回、準決勝、決勝の山が大きい。一つ山を越える(準決勝で勝つ)とそこで達成感を覚えてしまい、最後の山が越えられていない」(池田監督)と敗因を分析する。

 

セットプレーで自分たちの流れに持って行く大分舞鶴

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ