県高校総体前特集 バスケットボール男子① 個人能力が向上した柳ケ浦はさらなる高みへ

2021/05/09
  • 高校総体

 高校バスケットボールの夏の王者を決める全国高校総体(インターハイ)の県予選が29日から始まる。「決勝リーグ」は準々決勝を勝ち抜いた4チームが総当たりで対戦し、インターハイ出場の1校を決める。男子は優勝候補の柳ケ浦を別府溝部学園が追随する。県高校総体前特集として「南九州四県対抗バスケットボール選手権大会県予選(南九予選)」で飛躍した注目の3校を取り上げる。第1回は昨年末の全国高校選手権大会(ウインターカップ)に出場した柳ケ浦。

 

 ウインターカップ初戦敗退の悔しさを経験した選手が主力となった現チームは、キャプテンの木原光晴にモンゴルからの留学生ドゥルグーン、嘉数涼介、比嘉奨希、原大樹の先発メンバーに黒木光矢を加えた6人の3年生が屋台骨となる。木原は「チームの目標は県内無敗でインターハイ、ウインターカップに出場。そのために上級生の僕らがチームを引っ張る必要がある」と覚悟を示す。

 

 2月の県高校新人大会を終えてから、ミーティングを開き「ベースとなる個人の力を上げなければチームは強くなれない」との結論に至った。中村誠監督との「バスケノート」のやり取りで、個人の課題を把握し、技術向上のための練習法などを記すことで「自分の長所と短所が明確になり、練習に取り組む姿勢が変わった」(中村監督)。

 


個々のレベルが上がった柳ケ浦

 

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