県高校総体前特集 バスケットボール女子① 選手層が増した大分が全国目指す

2021/04/25
  • 高校総体

 1カ月後に控えた県高校総体。バスケットボールは5月29日から1回戦が行われ、準々決勝を勝ち抜いた4チームが、総当たりの「決勝リーグ」で全国高校総体への出場を決める。前哨戦となった「南九州四県対抗バスケットボール選手権大会県予選(南九予選)」(4月上旬)で得た収穫を生かし、課題に取り組む、女子の上位4校を紹介する。第1回は大分。新チームとなって県内では公式戦負けなし。同校初の全国高校総体出場を目指す。

 

 南九予選では第1シードの実力どおりトーナメントを勝ち進んだ。初戦から決勝までの4試合全てで100点ゲームと圧倒。高い技術に裏打ちされたパスワークでノーマークをつくり、次々と得点を重ねた。それを、先発メンバーだけでなく、ベンチに入る全ての選手が同じレベルでできることが大分の武器でもある。楠本哲二監督は「今回(南九予選)は試合に出る選手が偏ってしまった。10人ぐらいで出場時間が均等になるようにしたい」と、常にフレッシュな選手がコートに立つ選手起用を理想としている。

 

抜群の攻撃力を誇る大分

 

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