サッカー女子 柳ケ浦高校 接戦に持ち込み、粘り勝つ

2019/07/27
  • 高校総体

この夏のキープレーヤー

 

加藤明星(2年) 

155cm、前所属は大分トリニータレディース

 

 1年の頃から背負う「背番号10」は林監督の期待の表れ。「足もとの技術の高さがベースにあり、攻撃のアイデアが豊富。男子と試合をしても振り回せる」と能力の高さを認める。

 

 体は決して大きくないが小回りが利く。俊敏な動きとドリブルでわずかなスペースがあればすり抜ける。ゴールの嗅覚も鋭く、クロスやこぼれ球にいち早く反応して、ワンタッチゴールで得点できる。キックの精度も高く、プレースキッカーとしてCK、FKでは距離、角度によって球質を変えることができる。

 

 全国高校総体でも得点源としての活躍が期待される。「FWなんで点を取りたい。ゴールが見えたらシュートを狙う」と自分の役割を理解している。試合前夜にはサッカーノートに得点するためにやるべきことを綿密に書くという。「書くことで頭が整理でき、得点できる気持ちになる」。藤枝順心の試合は年代別の日本代表スタッフが視察に訪れる。得点でアピールし、ノートに記した「日本代表になる」目標を実現したい。

 

 

(柚野真也)

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