サッカー女子 チーム力を発揮し、初戦突破を狙う

2018/09/17
  • 国体

 先発メンバーのうち最多となる4人が所属するヴェルスパ大分レディースから、松本芽依、姫野加奈子、森山久美、永松真樹が選出され、県選抜の核となっている。中盤の3枚の真ん中に位置する松本は、攻守の要であり、キャプテンでもある。「チーム発足の頃はまとまりがなかったが、選手間で話し合い、国体九州ブロックで勝ち上がったことでチーム力が強くなった。これまで何度も対戦したことのある選手が多く、味方となれば心強いメンバー。誰よりも体を張って、ハードワークをして勝利に導きたい」と話す。国体初出場となるGK永松は、「守備の意識が高く、チームとしての戦い方が分かってきた。しっかりコーチングして失点を抑えたい」と意欲的にチームの戦い方を実践している。

 

 サッカー女子は、過去の大会で1回戦敗退が多い。今大会も初戦で神奈川県と対戦し、苦戦は必至だが、「まずは1勝したい。そこから新しい歴史をつくりたい」と松本。「個の力で(相手に)上回られるならチームで戦えばいい。勝ちたいという気持ちで負けなければ、勝てる」と強い覚悟を示した。

 

攻守の要となる松本芽依

 

(仲間緒花)

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