国体 サッカー成年男子 2戦圧勝、ヴェルスパ大分単独チームで出場権獲得

2022/08/24
  • 国体

 前半のアディショナルタイムに、先制ゴールを決めた前田央樹が2点目を挙げ、前半を折り返す。後半2分にもサイドから崩す形で3点目を決めて大方の試合を決めた。その後は、中盤の人数を減らし最終ラインを4バックにして守備に重心をおきながら、カウンターから追加点を奪った。人数の少ない状況下でシステムを変更し、選手も柔軟に対応して勝ち切った。キャプテンの篠原宏仁は、スピードや強度がJFLレベルとは違うと前置きした上で「攻撃の最後の部分や守備でのボールの奪いどころなど意図する部分で、イメージを共有できたのは良かった」と収穫を口にした。

 

 狙い通りの試合展開で、国体出場を勝ち取った。2日間で2試合したことで選手の疲労が気になるところだが、山橋監督は「(JFLの)リーグ戦では多少のメンバーを入れ替え、気持ちを切り替えて再スタートを切りたい」と話し、篠原は「2日間で集中して試合をしたことでメンバー間の雰囲気は良くなったし、やりたいことが再確認できた。国体もJFLもどちらも勝つことが大事。優勝を狙う」と、あらためて目標を明確にした。

 

栃木国体での優勝が目標と語った篠原宏仁

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ