東九州龍谷高校 2冠逃すも準V 春高バレーに向け復権かける
2017/10/16
- 国体
春高バレーに向け再出発を図る
これで高校3冠の夢は絶たれたが、最終目標の全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称・春高バレー)の優勝に向け、再スタートを切る。相原監督が「悔しい試合となった。国体はインターハイ優勝からの流れがあり完成度を高めたが、春高バレーに向けて新たに選手選考から見詰め直したい」と言えば、西村は「この負けを受け止め、春高バレーに向けて、バネにしたい。3年生にとっては最後の大会になるので勝って終わりたい」と決意を口にした。
今大会精彩を欠いた中川は「どんな相手でも全力でぶつかるだけ。春高バレーでは大事な場面でスパイクを決めたい」と高校年代最後の大会に3年間の思いをすべてぶつける。県代表決定戦まで時間は多くはないが、この貴重な時間で輝きを取り戻したい。
試合後の選手のコメント
西村弥菜美(左)
「全国大会3冠の目標が途切れたのは残念。今回は決勝の舞台まで行けましたが、あと一歩及びませんでした。私を含め3年生が頼りなかった。下級生を引っ張っていける雰囲気を作りたいです。この負けを受け止め、春高バレーに向けてバネにしたい。3年生にとっては最後の大会になるので勝って終わり、2度目の日本一を目指したいです」
中川美柚(右)
「今大会は自分のプレーをさせてもらえなかったです。決勝では無駄な失点が多く、1点の重みを知った。大事な場面でスパイクを決められる準備をするだけ。絶対に日本一を取り返したいです」
(柚野真也)