ハンドボール 少年女子 日本一目指し、生まれつつある一体感

2019/09/13
  • 国体

 茨城国体に臨むハンドボール少年女子チームは、今夏の全国高校総体で3位となった大分高校と大分鶴崎高校の選手で構成する選抜チームだ。九州ブロック大会では長崎、熊本の代表に快勝し、本大会出場を決めた。

 

 今回の大分選抜は個々の能力が高い。8月の「第27回日韓中ジュニア交流競技会」に高校日本代表として出場した4人に、18歳以下の日本代表として「第8回女子ユースアジア選手権」に出場した2人と粒ぞろい。選手選考に当たって国体少年女子の瀧元泰昭監督(大分高校監督)は、「シンプルに力のある選手を選んだ」と話す。

 

 ベースは大分高校の選手だが、そこにアクセントになり得る選手を加え、「守って走れる展開に持ち込めるチーム」(瀧元監督)を構築する。本大会まで合同で練習できる時間は少なく、細部を詰める作業は困難だ。それならば実力のある選手がストレスなくプレーできる環境をつくりたいところだが、瀧元監督は「たとえ力のある選手がそろっても勝てないのがハンドボール。最低限の約束事と目指す方向性を共有できなければ勝てない」と話す。

 

国体までチーム一丸となることが求められる

 

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