国スポ アーチェリー成年女子 3位に終わったが実力を証明 【大分県】

2024/10/09
  • 国スポ

 翌日に控えた3位決定戦を前にミーティングを開催。「普段通りに引けば負けることはない」とネガティブになることはなかった。国スポ九州ブロック前に集結し、その後も月に1度合同練習ができる程度の即席チームでも、全員実力があることは分かっていた。チームワークさえ良ければ何とかなると「アーチェリー以外の話で盛り上がった」(園田)とミーティングは「女子会」に終始し、和やかな雰囲気で試合に臨んだ。

 

 小雨が舞う3位決定戦だったが、動揺など微塵(みじん)もなかった。朝久野、園田がテンポ良く引くことでリズムが生まれ、3番手の渡辺は「何も考えず流れの中で引けた」と流れに乗った。来年就職となる大学4年の園田と朝久野は、「来年の国スポも、大分の選手として出場する!」と宣言。国際大会を多数経験する園田だが、「国スポはお祭りのように楽しく、大分に貢献できる大会」と楽しみにしており、朝久野も「次こそは優勝したい。それまでに力を付けたい」とさらなる飛躍を誓った。

 

「来年こそ優勝する」と誓った

 

 

(柚野真也)

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