全国高校選抜大会 テニス女子 福徳学院 怖いもの知らずの強さ 【大分県】
2025/03/04
- 新着
- 春の全国大会
全国選抜への出場が決まってから、例年通り、走り込みを中心としたトレーニングを徹底してきた。階段ダッシュや素走りを取り入れ、試合を最後まで戦い抜くための脚力を鍛え上げた。相手のボールに素早く反応し、的確に打ち返すには、下半身の強さと柔軟性が不可欠となる。左右のストロークで振られた際の対応、ボレーへの素早い反応、浅い位置へのロブショットの処理。すべてにおいて瞬時の判断と俊敏なフットワークが求められる。曜日監督は「練習の成果もあり、全員が粘り強いテニスをできるようになった」と手応えを感じている。
昨年の全国選抜では初戦敗退という悔しい結果に終わった。「全国選抜でその借りを返したいという気持ちで練習してきた」と草野は力を込める。初戦の相手は比治山女子(広島)。ここを突破すれば、鳳凰(鹿児島)との九州勢対決が待ち受ける。
全国の舞台で一つでも多く勝ち進むために、選手たちは一丸となって準備を進めてきた。経験こそ昨年のチームには及ばないが、「怖いもの知らずの強さ」もある。未知なる力が、どこまで全国の舞台で通用するのか。チームは今、確かな成長を遂げながら、大舞台への挑戦に向けてギアを上げている。
まずは初戦突破を目指す
(柚野真也)