全国高校選抜大会 テニス女子 福徳学院 怖いもの知らずの強さ 【大分県】
2025/03/04
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昨年10月に行われた県高校新人テニス大会の女子団体戦で、福徳学院は圧倒的な実力を見せ、8年連続18回目の優勝を果たした。その勢いのまま、続く11月の九州地区大会では5位入賞し、全国高校選抜大会(3月20~26日)への切符を手にした。
九州地区大会は各県の上位2チーム、計16チームが参加し、六つの出場枠を争った。全国選抜への出場を逃せば、次の大舞台はインターハイ(全国高校総体)まで待たなければならない。曜日崇監督は、「他の地域と比べても出場枠が少なく、非常に厳しい戦いだった。全国選抜に出場できることは大きな意味を持つ」と振り返る。
今年のチームは、2年生3人と1年生8人で構成される。昨年は3年生主体のチームであったため、全国大会の経験を持つ選手は少ない。しかし、キャプテンの草野真帆(2年)を中心にチームは着実にまとまりを見せている。さらに、昨夏の大分インターハイでシングルスに出場した川野蒼奈(2年)は、チーム唯一の全国経験者であり、エースとしての期待がかかる。全国の舞台では、相手チームの戦術分析や選手の学年・経験を考慮しながら、ベストなメンバーを選出することが求められる。経験の浅いチームであるがゆえに未知数な部分もあるが、それがまた、このチームの持つ大きな可能性でもある。
全国選抜に向けて仕上がりは順調