全国高校選抜大会 相撲 押し相撲で全国での勝利を目指す日田林工 【大分県】
2024/02/03
- 春の全国大会
県高校新人大会では、初戦の相手である優勝候補の中津東に照準を合わせた。岩元優樹監督は「ここで負けたら次はないという覚悟で試合に臨ませた。一発目の試合は緊張するので力を出し切れないことがあるが、120%の力を出してくれた」と話す。「自分たちの形」で勝てたことで、流れを呼び込んだ。その後の4試合は「一気に勢いが増した。迷いがなくなり、押しの形、突きの形が良かった。型にはまったら押し相撲は強い」と岩元監督は勝利を確信した。
全国選抜には、昨年6月から入部した北悠斗(1年)が加わる。岩元監督は「初心者なのでけがをする恐れがあったので新人大会は試合を棄権させた。今は随分と基礎が身に付き、ようやく土俵に立てるようになった」と、初めての公式戦の場が全国舞台になることを示唆した。武石は「やることは変わらない。全国でどれだけ通用するか試したい」と意気込みを語った。「部員3人」で全国での勝利を目指す。
全国選抜ではまずは1勝を目指す
(柚野真也)