全国高校選抜大会 相撲 押し相撲で全国での勝利を目指す日田林工 【大分県】

2024/02/03
  • 春の全国大会

 全国高校相撲選抜大会の出場権を勝ち取った日田林工。昨年10月の県高校新人大会では武石龍親(1年)と梅木広兜(同)の2人がリーグ戦全5試合を全て2勝で勝ち切った。武石は「一つも負けが許されない状況が気持ちを奮い立たせた。思い切って勝負できた」と振り返る。

 

 小学生で相撲を始めた経験者の武石と梅木は押し相撲を得意とする。がむしゃらに前に出ることを信条とする。勝負の世界だけあって、勝った、負けたというのは実力差もあり、仕方ない面もある。それでも愚直に当たって、休まずに攻めて相手のバランスを崩し、押し出す。梅木は「自分にはこれしかない」と言い、武石は「自分の相撲が取れたら勝つし、取れなかったら負ける」と、相手の取り組みに合わせて変化することを善しとしない。

 

稽古から真剣勝負

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