全国高校選抜大会 フェンシング女子 発展途上の別府翔青3人組が準優勝 【大分県】

2023/04/09
  • 春の全国大会

 3人合わせてフェンシングの経験は4年足らず。発展途上の3人組が日本一に迫った。全国高校選抜大会の女子団体エペに出場した別府翔青の足立悠(3年)、竹内花菜子(2年)、藤田美晴(同)は、高校入学を機にフェンシングをはじめた。2年生の2人は、初めての全国舞台であったが気後れすることなく、エース足立とともに決勝が行われたメインピストに立ち、脚光を浴びた。最後は力尽きたが、準優勝に輝いた。

 

 大会前日に会場入りしたメンバーは、「メインピストに立ったら気持ちいいだろうな」と話したという。気負いはなく、程良い緊張感を楽しむ3人を見て、佐藤麻依子監督は「(決勝まで)行けるイメージができた」。試合当日は、多くはない戦術を徹底することだけを伝えた。「競技をはじめて1、2年。できることは限られているが、自信を持って、戦術を信じることができれば勝てる」。試合中は静かに見守り、選手が救いの手を求めれば的確なアドバイスで迷いをなくした。

 

全国高校選抜大会準優勝の別府翔青メンバーと佐藤監督

 

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