なぎなた 三者三様の2年生が軸となり団体日本一を目指す大分西 【大分県】

2023/03/08
  • 春の全国大会

 全国大会など高いレベルで実績を積んだ先輩たちに比べ、これまで表舞台に立てずにいたチームは、「貪欲さが足りない」と指摘され続けてきた。年明けから2年生を中心に「自分たちも日本一を目指すチームになりたい」との思いが表に出るようになり、練習から互いを高め合う声掛けが増えた。試合においても「部員15人の代表として試合に出る以上は、責任を持って一本を取りたい」(浦田)と勝利への意識が高くなった。

 

 大会まで約2週間、疋田は「今までやってきたことを出し切りたい。自分たちができることをやるだけ」と話し、植木は「これから新しい技を習得するのは難しいが、決めたい技を磨きたい。足りない部分はチーム力で支え合いたい」と意気込む。「県総体やその後のインターハイ(全国総体)に向けて成長できるネタを集められるような大会になればいい。同じ高校生が相手。何が起こるか分からない。夢は大きく」と築城監督。日本一を口にはしなかったが、結果は後から付いてくるとの思いで試合に送り出すつもりだ。

 

チーム一丸となって日本一を目指す

 

 

(柚野真也)

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