空手道 実力者がそろう柳ケ浦、全国で上位を目指す 【大分県】

2022/12/03
  • 春の全国大会

 心技体に戦略を加え、全国選抜空手道大会での勝利を目指す柳ケ浦。全国選抜出場決定戦で3位となった男子団体組手と、男子個人組手で68キロ級の鋳場崎柊弥(2年)、61キロ級の上野朔斗(同)の2選手が出場権を手にした。

 

 藤沢武之監督は「ギリギリの勝負だったが、選手が勝負強さを見せてくれた」と振り返る。今夏の全国高校総体を経験した2年生が主力の新チームは、誰が出ても戦力が落ちることはない。夏以降も継続して「強い体があってこそ技が繰り出せる」(藤沢監督)と肉体改造に取り組んだ。朝練のメニューに下半身強化を組み込み、練習前にはエネルギー源として米などの炭水化物を取り、筋力アップを図った。放課後の練習では技の習得に重点を置き、体得した技の数は無数。キャプテンの杉山真渉(2年)が「困ったときに複数の選択肢から技を出せるようになった」と話すように、地道な強化が実を結んだ。

 

多様な技の習得に励む

 

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