ハンドボール男子 総合力高まり、全国選抜への期待高まる大分

2022/02/08
  • 春の全国大会

 3月の全国高校選抜大会の出場権を懸けた九州地区予選が中止となり、各県の第1代表が出場することが決まったハンドボール。男子は、大分が県代表として出場する。冨松秋実監督は、「この年代はコロナ禍で中学の頃から九州、全国の経験が少ないし、県外の強化遠征も極端に少ない。少しでも県外の強豪校と試合をさせたかった」と無念さをにじませた。

 

 ただ、昨年7月に新チームとなってから地道に取り組んできたチームの底上げと守備力強化には、少なからず手応えを感じている。冨松監督は「ハンドボールは点取りゲームだが、守備がしっかりしていれば負けない」との方針で守備構築からチームをつくる。「ここに来てベンチメンバーが伸びてきたことで総合力は高くなった。体格が小さいチームなので守備を鍛えてきたが、全員の運動量が多く、速攻につながる守備ができている」(冨松監督)。

 

守備を強化してきた大分

 

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