ハンドボール男子 総合力高まり、全国選抜への期待高まる大分

2022/02/08
  • 春の全国大会

 堅守速攻で主導権を握り、攻撃が行き詰まれば、左利きのエース松本翼(2年)が個の能力で打開する。スピードとキレのある動きで1対1に絶対的な自信を持つ松本は「夏から筋力トレーニングをして当たり負けない体を作り、それと同時に体の使い方を学んでスムーズに動けるようになった」と話す。

 

 もちろん一人の選手の力に頼っているわけではない。「全国に出れば、(松本)翼がマンツーマンで徹底マークされるのは想定できる。それ以外の選手で崩せるように攻撃パターンは用意している」と冨松監督。試合を組み立て、周りの選手を生かせる幡東佑成(1年)が軸となり、2次、3次攻撃とつなげる形は板についてきた。これからは一つ一つのプレー精度を高める練習が増えていく。松本は「全員がしっかり準備しているし、意識を高く持って練習に取り組んでいる。全国まで、まだまだチーム力は上がる」と、目標のベスト8越えに手応えを感じている。

 

全国選抜では8強入りを目指す

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ