剣道男子 実力主義を貫き選手選考、メンバー外の選手の思いを背負い明豊が日本一を狙う

2021/03/23
  • 春の全国大会

 4年連続5回目の全国高校剣道選抜大会出場を決めた明豊。創部以来、日本一に最も近づいたと言われていた昨年は、新型コロナウイルスによる大会中止で涙をのんだ。それだけに今大会に懸ける思いは強い。

 

 岩本貴光総監督が「1年生に関しては、全国トップクラスの実力者が集まっている」と話すように、団体戦出場メンバーは5人中4人が1年生。軸となるのは藤崎敬(1年)。中学時代に全国道場対抗剣道大会で準優勝し、これからの明豊を背負って立つ選手と期待されている。恵まれた体格から繰り出す大技が持ち味。精神的に弱い部分もあったが大きく成長し、今年から大将の重責を任されている。レギュラーメンバーの他にも、控えに中学で県代表の大将、副将を経験した選手がそろうなど、12人いる1年生全員に全国で通用する実力がある。

 

選手層は厚く、選考がし烈な明豊

 

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