ウインターカップ県予選特集・男子② ラン&ガンで一気に加速する津久見

2018/08/17
  • 冬の全国大会

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の県1次予選を勝ち抜き、シード校への挑戦権を得た高校を紹介する。男子の2回目は津久見高校。

 

 「試合結果は出来過ぎ。リバウンドが良く取れた」と津野賢一朗監督が振り返ったのは、ウインターカップの県2次予選突破を懸けた大分工業戦。戦前の予想では大分工業有利とされていたが、リバウンドからの速攻が次々と決まり点差を広げた。

 

 チームを引っ張ったのは3年生だった。6月の県高校総体では2回戦で姿を消したが、「諦めきれなかった」と成松陽太ら3年生の3人が部活を引退せずにウインターカップを目指した。前チームのキャプテンだった大木良真(3年)を中心に話し合いの場を設け、「何ができなかったから負けてしまったのかダメ出しした」。否定的な意見も肯定的な意見も含め、チームの長所、短所が明確になり、「チームが一丸となれた」(大木)。

 

 長所である高さを生かし、守備時は“全員リバウンド”で相手の2次、3次攻撃を封じた。ボールを保持すると素早くパスをつなぎ、ノーマークの選手を見つけてシュートまで持ち込む速攻を磨いた。ウインターカップの県1次予選では、上流から下流へ水が流れるかの如くリバウンドからの速攻が決まり、試合を重ねるごとに水かさが増した。

 

 格上の相手と対戦すると萎縮する悪い癖があったが、「今まで勝ったことのないチームに勝つことで自信がついた」(成松)と勢いは増し、快進撃を続けた。リバウンドという大きな武器を手にし、相手の守備が整う前に攻撃を仕掛ける“ラン&ガン”で、常に攻撃が守備よりも多い数的有利な状況をつくるのが津久見のスタイルになりつつある。

 

1次予選はリバウンド争いで優位に立った

 

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