ウインターカップ県予選特集・男子① 自分たちのスタイルを確立した楊志館
2018/08/16
- 冬の全国大会
注目選手
松田知樹(3年)
スモールフォワード、175cm・64kg、三重中学校出身
姫野監督が「完全なシューター」と評価する松田は、今大会1試合目で3ポイントシュートを11本、2試合目でも7本決め、勝利に大きく貢献した。試合中、相手ペースの嫌な場面でも、松田の3ポイントシュートが決まると一気に流れを引き戻した。実は2年生までは3ポイントラインからシュートを打ってもゴールにすら届かなかった。地道な筋力トレーニングを重ねて体幹を鍛えた結果、軸が整い正確なシュートを打てるようになったという。努力を惜しまない松田の気持ちの強さが、チーム全体の精神的な支えにもなっている。
福田輝美歩(3年)
センター、174cm・72kg、鶴崎中学校出身
バスケットボールを始めたのは高校から。経験がない分、人一倍の努力を重ね、今ではゴール下の柱としてチームを支えている。守備においてはカバー力に優れ、簡単に相手のゴールを許さない。身長174cmはセンタープレーヤーとしては決して高くはないが、鍛え上げた体は当たり負けをせず、その存在感は大きい。福田の安定したリバウンド力があるからこそ、チームメートは思いきってシュートを打てる。
(黒木ゆか)