冬の主役たち バスケットボール男子 8強入りに向けて視界良好の柳ケ浦 【大分県】
2024/12/10
- 冬の全国大会
中村誠監督は「個々の能力を出せば、福岡第一相手でも戦えることが分かった。もちろん相手は調整段階だろうが、我々もピークはウインターカップの初戦に合わせている。この2試合に関してセットプレーは使ってない。これからチームとしての戦い方を徹底し、仕上げの段階に入る」と口ぶりにも自信が漂う。先発5人に安定感があり、バックアップメンバーの猪頭徹平や儀間虹郎ら3年生が強気のプレーでチームに勢いを与えたのは収穫。猪頭は「3年生は最後の大会。自分はリバウンドやスクリーンなど体を張ったプレーでチームを支えたい。やることがはっきりしているので自分の役割を果たしたい」とプレーに迷いはない。
高さやスピード、シュート力など、それぞれの選手が特徴を存分に生かす下地はあり、これから2週間でチーム戦術を再確認する。エースの山下凜生(3年)は「(福岡第一の)試合で出たターンオーバーなどミスを改善し、もう一度チームとしての戦い方を整理したい。最高の準備をして、最高の結果を出したい」と、さらなる高みへ決意を語った。強豪校とのエキシビジョンマッチは、ウインターカップへの大きな弾みとなった。
高さのある留学生のコンディションは上向き
(柚野真也)