冬の高校スポーツ全国大会 弓道男子 4人一体となり頂点を目指す宇佐 【大分県】
2024/12/06
- 冬の全国大会
自信を取り戻して臨んだ県選手権は、予選を1位で突破し、勢いに乗ったまま決勝リーグに挑んだ。市口博義監督は「一喜一憂することなく、最後まで集中して自分の射に集中できた」と振り返る。決勝リーグは1試合終わると次の試合まで40分程度の間が空く。程よい緊張感を保ちながら、集中力を持続するのは難しいが、リザーブの野口永遠(2年)がメンタルケアに注力した。「余計なことを考えず的に当てることだけ考えればいい。落ち着いて、冷静に」と一人一人に声をかけ、雰囲気をつくった。
4人一体となり、勝ち取った全国高校選抜大会の切符。大会後も練習量は変えず、試合を想定して、ほどよい緊張感を持って取り組んでいる。市口監督は「どんな結果になっても財産になる。自分の持っているものを出し切ってほしい」と期待する。永松は「射の精度を上げて、4人でしっかり気持ちをつくりたい。日本一を目指す」と高い目標を掲げた。
全国選抜では日本一を目指す
(柚野真也)