冬の高校スポーツ全国大会 弓道男子 4人一体となり頂点を目指す宇佐 【大分県】
2024/12/06
- 冬の全国大会
宇佐は「第37回大分県高校弓道選手権」の男子団体で優勝し、全国高校選抜大会への出場を決めた。予選を1位突破し、6チーム総当たりの決勝リーグは4勝1敗で国東と並んだが、総的中数で上回った。キャプテンの永松佑二郎(2年)は「試合後は全国大会に出る現実味がなかったが、じわじわと実感している。大会まで時間はあまりないが、集中力を高めていい状態で試合に臨みたい」と語った。
10月の県高校新人大会では、国スポ九州ブロックに出場した池辺航至(同)と鳴海和真(同)の「2枚看板」を擁すも、決勝トーナメント初戦で敗れた。新チームになって最初の公式戦で緊張感があったのは否めないが、力を発揮できずに不完全燃焼に終わった。「悔しい思いはあったが気持ちを切り替え、県選手権で勝つことを目標にした」と永松。県新人後は自分の射形で目の前の的を射抜くことに集中し、多いときは100本も矢を射ることがあった。
ほどよい緊張感を持って練習に取り組んでいる