全国高校サッカー大会県予選 大分鶴崎と大分が決勝進出 【大分県】

2024/11/13
  • 冬の全国大会

 

準決勝

大分2-1中津東

 

 大分は開始早々に先制点を許したが浮き足立つことはなかった。キャプテンの清水和(3年)が全員を集め、「焦る必要はない。これまでやってきたことを出そう」とチームを落ち着かせた。失点してから1分後に川野迅翔(同)のクロスに竹内璃音(同)が頭で合わせ同点とすると、12分に逆転弾が決まりスコアをひっくり返した。

 

 後半は受け身になることが多かったが、岡松克治監督は「セットプレーやロングスロー対策は練ってきたし、相手のサッカーに付き合わず、いろいろなことができるのがウチの強み。押し込まれても失点しない下地はある」と語った。昨年から九州の強豪校と年間を通じてリーグ戦を戦ってきた経験が生きた。球際で負けない強さだけでなく、時間の使い方や試合運びは巧妙で、相手に付け入る隙を与えなかった。

 

 昨年は決勝で涙を飲んだ。「1年間積み上げてきたサッカーでぶれることなく戦いたい」と岡松監督。リベンジに燃えている。

 

1対1や球際で優勢に立った大分

 

 

(七蔵司)

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