県高校駅伝競走大会 女子 2区間で区間賞と奮闘した大分西 【大分県】

2024/11/04
  • 冬の全国大会

 後続も決して調子は悪くなかったが、徐々に差を広げられた。4区(3km)の登り区間で夏以降に急成長した深水陽香(1年)が区間賞と奮闘し、アンカーの真田陽芽(3年)にタスキを託した。「高校3年間、都大路を走ることだけを目標にしてきた。少しでも前に追いつこうという思いで走った。悔しいけどやり切った」と真田。差を詰めることはできなかったが、もう一つの目標だった9月の九州瀬戸内高校女子駅伝の記録を2分30秒以上も更新した。

 

 今大会で都大路の出場権獲得はできなかったが、今月18日に開催される九州高校駅伝がラストチャンスとなる。北九州地区(福岡、佐賀、長崎、大分)代表として都道府県1位校を除いた最上位校に入れば全国切符をつかむことができる。レベルの高い大会になるが、真田は「可能性はゼロではない。もう一度気持ちをつくって走り抜く」と力強く語った。

 

九州大会で巻き返しを図る

 

 

(柚野真也)

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