県高校駅伝競走大会 男子 オーバーペースに細心の注意を払いトップ独走 大分東明が14連覇 【大分県】

2024/10/30
  • 冬の全国大会

 1区(10km)の清田知希(3年)は、「全体の流れをつくる大事な区間。暑さでペースは落ちたが、トップでタスキを渡すことだけを考えた」と序盤から先頭の座を守った。2区以降も一度もトップの座を渡すことなく、2位とは6分近く差をつけてゴール。7区間中6区間で区間賞を獲得し、圧勝した。

 

 清田とともに昨年の都大路を走った宿利浩睴(同)は、「今日のレースは力を抑えた走りになったが、最低限の目標としていた優勝することができて良かった。ただ、僕たちの走りはこんなものじゃない。(3週間後の)九州駅伝では攻めた走りをしたい」とリミッターを外し、自己ベスト更新を狙う。キャプテンの岩尾春(同)は「今日は内容より結果、勝つことに徹した。今年はずば抜けた選手はいないが、自分の役割を理解して走れる選手ばかり。都大路までにメンバー全員が(5000mを)14分台で走れるようにしたい」と具体的な目標数値を掲げ、レベルアップを誓った。

 

一度もトップの座を渡すことなくゴールした

 

 

(柚野真也)

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