県高校駅伝競走大会 女子 総合力の高さ示し 大分東明が10連覇 【大分県】
2024/10/28
- 冬の全国大会
最長区間6kmの1区を走った藤戸は「ラストで足が止まった。1位でタスキを渡せなかった」と悔やんだが、トップと4秒差で2区(4.0975km)につないだ。これまで3km区間しか走ったことのなかった大野貴瑛(2年)は「後半勝負」とペース配分し、徐々に出力を上げて区間賞となる好走でトップに立った。後続がさらに差を広げ、アンカーの滝川ゆめ(同)につないだ。
藤井監督は「1区で競ることができれば、2区以降で挽回できると思っていた。最後は滝川がいるので安心だった。オーダーがハマった」と話した。2位とは2分以上の差をつけ、都大路(全国高校駅伝競走大会)の出場権を獲得した。レースを祈るように見守った萩原は「チームに迷惑をかけたので都大路ではチームの力になりたい。まずはメンバー入りできるようにしっかり調整し、3年間の集大成となるような走りをしたい」と復帰を誓った。
笑顔でゴールした滝川ゆめ
(柚野真也)