春の高校バレー県予選特集 男子(4)大分南 優勝に向けて死角なし 【大分県】

2024/10/23
  • 冬の全国大会

 大分南はここ数年、大分工業と覇権を争っている。県高校総体では優勝候補筆頭と目される中、粘る大分工業にフルセットの末敗れ、涙を飲んだ。しかし、第2代表として出場した全国高校総体では予選グループを快勝。決勝トーナメントでは初戦敗退となったものの、全国大会で確かな爪痕を残した。柿原茂徳監督は「予選グループを突破したことで一つの目標は達成した。全国の強豪校に勝つためには全てをレベルアップする必要がある」と話し、春の高校バレーに照準を合わせた練習に取り組んでいる。

 

 チームの軸となるのはキャプテンでセッターの渡辺豊志、エースの水田凰雅、攻守で活躍するミドルブロッカーの上野樹希ら3年生。1、2年生に実力者が多いのも強みだ。次代のエースと目されている宮永晃宏(2年)に、急激に力をつけた井出平夏和(同)、全国中学選抜大会で活躍した嵯峨史都(1年)など一人一人が試合ごとに着実な成長を遂げ、磐石の体制を整えている。

 

「勝つために練習をしてきた」と語った渡辺豊志

 

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