春の高校バレー県予選特集 女子(2)大分西 4強死守し、その上を目指す 【大分県】

2024/10/07
  • 冬の全国大会

 県総体後に新チームに移行し、話し合いの場を多く設けた。選手が目標を決め、達成するにはどんなチームになるかを考えた。その結果、チームは攻撃主体のスタイルから守備力に重きを置き、総合力で勝負するチームに生まれ変わった。三田井は「まずはセッターに返球すること。そこから次のプレーにつながる意識が強くなった」と変化を感じている。

 

 セッターの十時真弥(2年)は昨年から正セッターとしてトスを上げ、経験がある。幸に頼りがちだった攻撃は、這越萌生(同)や土谷の成長もあり、選択肢が増えた。「いいレシーブかいいトス、スパイクにつながっている」と這越。レシーブの安定が勝負を左右するだけに、練習から多くの時間を割き精度を高める。大会では4強を死守し、大分西史上初の決勝進出を目指す。

 

総合力で勝負する大分西

 

 

(柚野真也)

 

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