春の高校バレー県予選特集 女子(2)大分西 4強死守し、その上を目指す 【大分県】
2024/10/07
- 冬の全国大会
現在24連覇中の東九州龍谷。今夏の全国高校総体では3位となるなど揺るぎない「1強体制」が続いているが、ライバルたちが着々と覇権奪回の準備を整えているのも事実。26日から始まる決戦を前に、注目校を紹介する。第2回は1、2年生チームで大会に臨む大分西。
シード4校のうち唯一、1、2年生のチームで春の高校バレー県予選に出場する。この1年間、4強を守り続けた3年生が部活を引退したのは痛手だった。高さと経験を失い、攻撃力低下が懸念されたが、9月の県高校フレッシュ優勝大会では準優勝できたのは、大きな自信となった。
エースの幸咲良(2年)が国スポのビーチバレーに出場していたため参加できず、キャプテンの三田井心美(同)と、土谷友鈴奈(1年)はけがでプレー時間が制限されるなど、主力を欠いた中で結果を出した。三田井は「全員が試合に出るつもりで練習してきた成果。誰が出ても戦い方は変わらないし、レベルも変わらない。それが今年のチームの特徴だと思う」と話す。
レシーブ力があるキャプテンの三田井心美