全国高校サッカー選手権県予選前企画(4) 柳ケ浦 マンネリ打破し、王者に隙なし【大分県】

2024/09/18
  • 冬の全国大会

 山本コーチは「やることは変わらないが、選手の素材がいいので適材適所に配置し、存分に力を発揮できる仕組みをつくりたい」と所信表明。県内で勝てても、全国に出れば厳しい戦いを強いられる。今夏の全国高校総体は初戦敗退だった。「戦術やシステムではなく、個々の勝負で相手を上回らないと強豪校には勝てない」と、これまで以上に個の力を伸ばし、個人で局面に勝てる選手の起用を考えている。

 

 山本コーチが指揮権を持ち、有門監督がサポートに回る体制は、全国高校選手権までの期間となる。有門監督は山本コーチを高校時代から指導し、大学卒業後もすぐにスタッフに招聘(しょうへい)するほど全幅の信頼を置いている。これまでの師弟関係に変わりはなく、より強固な体制で新生・柳ケ浦として大会に臨む。

 

今大会は指揮を振るう山本隼斗コーチ



(柚野真也)

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