冬の全国大会特集(12) バレーボール男子 大分南 3年生のリーダーシップが勝負のポイント 【大分県】

2023/12/21
  • 冬の全国大会

 県予選が終わってから、1セット25点をどのような形、流れで取っていくのか意思統一をした。「サーブでどこの誰を狙い、どう崩すのか。事細かく決まりごとを決めて、すり合わせた」(柿原監督)。ただ、頭で理解できていても実戦になると体が動かない。そんな時に必要なのが声だという。「声を掛け合い、ポジティブな雰囲気をつくる。心が整えば、技がさえ、体が動く」と選手に説く。

 

 今年度から外部のメンタルトレーナーに、月に1度指導を仰いでいる。成果は徐々に現れ、今は気持ちの乱れや好不調の波は少なくなった。あとは誰が先頭に立ち、流れを呼び込むかに尽きる。キャプテンの嵯峨は「強い覚悟を持って試合に臨みたい」、前畠は「受け身にならずチャレンジャーとして戦うだけ」と意気込みを語った。

 

3年ぶりの春の高校バレーに臨む

 

 

(柚野真也) 

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