冬の全国大会特集(11) バレーボール女子 東九州龍谷 九州王者として意地とプライドを持って戦う 【大分県】

2023/12/19
  • 冬の全国大会

 部員26人が、練習着の胸に「春高優勝」と書いたゼッケンを貼り付けた。全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)での4年ぶりの日本一に向けて、東九州龍谷(東龍)がチーム一丸となった。毎年4月になれば新学期が始まり、新1年生を迎え、新チームがスタートする。夏の全国高校総体に向けてチームをつくり、秋には国体、そして年が明ければ春の高校バレー。高校バレーボールの1年間の大きなスケジュールだが、「単年度勝負」にこだわる東龍において、春の高校バレーはその年度の総仕上げの大会となる。

 

 単年度勝負にこだわるのには理由がある。相原昇監督は「選手にとって高校バレーは人生の中で3年間しかない。それぞれの学年で経験することは一度として同じことはない。その年その年で本気で日本一を目指さなければ選手に失礼だ」と語る。東龍の一貫したポリシーだ。

 

練習着の胸に「春高優勝」と書いたゼッケンを貼り付けた

 

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