冬の全国大会特集(4) ラグビー 大分東明 縦横無尽に走り回る全員ラグビーで8強を狙う 【大分県】

2023/12/02
  • 冬の全国大会

 全国大会県予選決勝では、8年連続で同カードとなった宿敵・大分舞鶴を相手に61-21で圧勝した。接点での圧力はもちろん、こだわって練習してきたセットプレーからトライを奪い切る精度が格段に増した。そして何より、見ていて楽しい「エンジョイラグビー」で魅了する。丁寧に慎重にとばかり考えていると体が縮こまる。県予選決勝や全国の舞台ならなおさらだ。「テーマは『楽しく笑顔でプレーする』。プレッシャーにビビらず、怖がらずにやる」と嶺。気負わずに、自分たちのプレーを出すことを念頭に置くことで、自慢の多彩な攻撃が面白いように決まったのだ。

 

 全国高校ラグビー大会では8強入りが目標となる。シード校としてのプレッシャーはある。嶺は「これまで積み上げたものが認められたことは素直にうれしい。周囲の期待を感じているが花園ではチーム一丸となって、楽しんで全員ラグビーをしたい」と語った。

 27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕、組み合わせ抽選会は本日13時に行われる。

 

花園ではベスト8が目標となる

 

 

(柚野真也)

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