春の高校バレー県予選前特集 男子(2) 団結力で4強の壁を破り、頂点を目指す鶴崎工業 【大分県】

2023/10/29
  • 冬の全国大会

 唯一の3年生であり、攻守の要としてチームに貢献する長身のミドルブロッカー平山隼の存在も大きい。バレーボールを始めたのは高校生になってからだが、短期間で力を付け、今年は国体九州ブロックのメンバーにも選ばれた。「1年生後半の時期からスタメンで試合に出ている。これまで支えてくれた全ての人に感謝の気持ちを持って戦い、後輩に何か一つでも残したい」と強い責任感と3年間の思いを胸に試合に臨む。チームの精神的支柱としての役割も担っており、勝敗の鍵を握る選手となりそうだ。

 

 「最後は組織力」(平山)、「試合に出る人、出ない人、関係なく一つになる必要がある」(高橋)。選手たちが口にした言葉からは、団結力の強さが伝わってくる。団結力という絆はベスト4の壁を破る一番の原動力となるに違いない。

 

まずは決勝進出を目指す

 

 

(甲斐理恵)

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