鶴崎工業高校 肥後俊介 仲間と戦い抜くことができた最後の大会

2017/11/20
  • 冬の全国大会

 高校3年間、部活動に励み、精一杯の努力を続けた3年生。それぞれの競技で高校最後の晴れ舞台を目指し、県予選を戦った。一つひとつのプレーに歓声がわき、ゲームセットで悲鳴のような声が響く。ここでは敗者が多数だ。全国大会への切符を手にするまでの道は険しい。負けて涙を流す者、全てを出し切り笑顔を見せる者。そんな3年生の姿を追った。

 

鶴崎工業高校サッカー部

肥後俊介

ポジション:DF

学年:3年

身長・体重:167cm・58kg

出身中学校:明野中学校

 

 「やっぱり全国への壁は高かった。36年ぶりの決勝進出というだけでも嬉しいけど、優勝したかった…」。決勝戦を終え、涙をこらえながらこう話した肥後俊介。全国高校サッカー選手権大会大分県大会準決勝の中津東戦では途中出場だったが、決勝戦では先発メンバーとしてピッチに立った。シュートブロックやカバーリングなどDFとして素晴らしいプレーを見せた。

 

 優勝を目標にし、どのチームよりも走り込んだ自信があった。早朝練習も居残り練習も重ねて努力した。遠征では県外の強豪高校との練習試合を行い、多くの経験を積んだ。決勝戦は今までの努力を自信に変えて、“絶対優勝”の思いで挑んだ。

 

決勝戦では体を張った守備で奮闘した

 

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