鶴崎工業高校 高橋蓮 松田監督とともに築いた堅守速攻という鶴工スタイル

2017/11/17
  • 冬の全国大会

 決勝に勝ち上がったのは36年ぶりとなった。対戦相手は2年連続で優勝を逃した大分西。互いに強い気持ちのぶつかり合いとなったが、松田監督からは「練習通りにやろう」という言葉で送り出され、落ち着いてプレーできたという。「優勝を目指していたから、負けたことは本当に悔しい。強い気持ちを持って挑んだが、実力は相手が上だった。決勝戦で二度も悔しさを体験している西高はやっぱり強かった」と涙を浮かべながらも、3年間の集大成といえる試合ができたと胸を張る。「下位チームだった自分たちがここまで来れた。松田監督に連れてきてもらったという思いが強い」。監督との絆、チームメートとの絆が感じられる一言だ。

 

 GKとして、キャプテンとして、チームを支えてきた高橋。後輩たちにはこの悔しさをバネに、一試合でも多く勝ってほしいと夢を託した。今後もサッカーを続けていくという。鶴崎工業サッカー部での経験が、一層のサッカー愛を育んだのかもしれない。

 

 大会では好セーブを連発した

 

(黒木ゆか)

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