全国大会冬の陣(10) バレー女子 原点回帰し3年ぶりの全国制覇を目指す東九州龍谷 【大分県】
2022/12/29
- 冬の全国大会
加えて、情報共有のために選手と監督の間でスマホを使ったグループLINEを活用する。練習や試合を通じて浮かび上がった個々の課題を動画にして切り取り、文字情報も添えて課題を共有。寮の大型モニターで毎日確認できるようにした。飯山は「練習だけでなく寮でもバレーボールの話が自然に出るようになり、コミュニケーションを取れるようになった」と話す。
春の高校バレーでは前人未到の5連覇(春の高校バレー改称後は4連覇)など数々の金字塔を打ち立ててきた。これまでの先輩たちがこの時期、合言葉として発していた「最高で金、最低でも金」は、今回も選手の胸の内にある。飯山は「特別な大会なので一戦必勝で臨む。これまでの集大成として春の高校バレーの舞台に立ち、強い気持ちでプレーする」とチームの思いを代弁した。
チーム一丸となって一戦必勝で試合に臨む
(柚野真也)