全国大会冬の陣(6) サッカー男子 伝統のパスサッカーでベスト4超えを目指す大分 【大分県】
2022/12/16
- 冬の全国大会
県内では強者だった大分だが、全国に出ればそうはいかない。初戦の相手となる聖和学園(宮城県)は部員およそ250人を抱える強豪校。チーム内競争が激しく、それぞれ高い個人技を武器とする選手たちでチームを成す。青山は「相手はドリブル主体のチームだが、自分たちはパスサッカーで対抗したい」と、持ち味を存分に出し、打ち合いを制する覚悟だ。
全国での戦いとなれば、大分に対してどのチームもベタ引きすることなく、前へ前へと仕掛けてくるだろう。そうなれば大分にとってはかみ合わせがよく、「自分たちのスタイルが出しやすくなるが、攻守のバランスを考えてプレーしたい」(吉川)と、チームには慢心はない。まずは初戦突破に力を注ぎ、一戦必勝で過去最高のベスト4超えを目指す。
攻守の要となる吉川獅子心
(柚野真也)