全国高校ラグビー県予選 狙い通りの展開で5トライ、大分東明が2年ぶりの花園に 【大分県】

2022/11/07
  • 冬の全国大会

 前半のコンタクトプレーでプレッシャーを掛け続けたことによって、相手の運動量を消耗したことは確かだった。後半2分には自陣左のラインアウトからフッカーの内藤純聖(3年)がスルリと抜け出し、タックルで倒されながらもセンターのナブラギ・エロニ(同)につないで約50メートルの独走勝ち越しトライにつなげた。「2本目のトライは内藤の技術の高さが光った。チームを勢いづけるトライとなった」と白田誠明監督。その後の、得意とするバックス陣のアタックにつながったと明かした。

 

 粘る大分舞鶴の攻撃を跳ね返し続け、5本のトライと浦山が全てのコンバージョンキックを決めて35得点で快勝した。浦山は「この試合は大きく点差が開くことはないと全員が認識していたし、焦らずに60分通して勝つためのゲームプランを考えた」と思い通りの試合内容に納得し、白田監督は「国体が終わってアタックの部分と戦術を見直し、フィットネスの向上に1カ月費やしたが、舞鶴を相手に十分に発揮できたことは全国につながる」と手応えを口にした。2年ぶりの花園ではベスト8入りが目標となる。

 

2年ぶりの花園切符をつかんだ

 

 

(柚野真也)

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