春の高校バレー県予選特集 バレーボール女子(1) 完成形に近づきつつある国東 【大分県】
2022/10/28
- 冬の全国大会
戦力評価(10段階)
スパイク力 8
サーブレシーブ力 6
レシーブ力 7
サーブ力 8
ブロック力 6
セッターのトスワーク 10
辻監督が4月に赴任して最初に取り組んだのが、コート上の監督となるセッターとのイメージの共有だった。あらゆる状況のシミュレーションをして、攻撃のパターンを構築し、2の手、3の手まで考えるようになったセッターの松浪桃夏(3年)とは以心伝心だ。
強弱をつけたスパイク、多彩なサーブを磨き、引き出しの多さが戦い方の幅を広げている。高さのあるブロックではなく、スパイクをシャットアウトできることは少ないが、勢いを抑え、レシーブにつなげるブロックの形はできている。
選手の素質と能力を最大限に引き出す辻監督の下、選手は日に日に自信をつけ、チームの雰囲気も最高潮に達しつつある。奇跡の予感はある。
集団技を磨き、総合力を高める
(柚野真也)