ウインターカップ県予選特集 バスケットボール男子(4) 強度の高い守備からトランジションゲームに持ち込む日田 【大分県】

2022/10/20
  • 冬の全国大会

戦力分析

 

オフェンス力…7点

ディフェンス力…9点

リバウンド力…7点

シュート力…6点

3点シュート力…6点

高さ…6点

(10点満点)

 

 3年生の半数が引退したチームの要となるのは、新キャプテンの渡辺天斗(2年)。気持ちの強さで発揮する攻めの姿勢でゲームを展開する。また、梶原成陽(同)はシューターとしての期待値が高い。

 オフェンス力は低めの評価だが、その分、「簡単に打たせないディフェンス」で相手を封じる。個人技の高い相手に対して、1対1で守り切れない場面でも、カバー力を発揮して全員で守り抜く。「まだ伸びしろはある」と三ツ広監督。大会ギリギリまで厳しい練習で調整を重ねて、シュートチャンスをつくらせないディフェンスを確立する。

 

 派手なプレーこそないが、堅実な守備からの速攻が武器となる。三ツ広監督が「ファーストブレイクからの得点が決まり始めると、チームもリズムに乗れる」というように、勢いに乗れば連続得点も十分に狙える。「3年生が残してくれた県ベスト4という成績に恥じない結果を残したい」と話す渡辺の言葉にもあるように、先輩のため、チームのため、そして自分自身が納得できる試合にするために、全力で戦い抜く。

 

強度の高い守備が勝利のカギとなる

 

 

(黒木ゆか) 

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