大分舞鶴高校 今年も他の追随を許さない。目指すは全国上位

2017/10/29
  • 冬の全国大会

全国高校ラグビー大会県予選大会

注目校紹介(3)大分舞鶴高校

  

 過去55回、31年連続で全国高校ラグビー大会県予選大会を制しているのが絶対王者と呼ばれる大分舞鶴だ。近年こそ全国ベスト8から遠ざかっているが、2004年1月7日、第83回大会で決勝を戦ったことは、今も忘れがたい。惜しくも敗れはしたが、20年ぶりに優勝へ王手をかけた瞬間だった。当時のチームを率いていたのが堀尾大輔監督。今春、9年ぶりに母校ラグビー部に着任し、古豪復活を目指している。

 

 身体能力が高く、潜在能力もある。なのにどうして全国で勝てないのか? 自問自答しながら、この半年間「もっとやれるはずだ」と選手を鼓舞し続けてきたという堀尾監督。その叱咤激励を受け、キャプテンの富田晴大(3年)は「仲間同士でも強く当たるようになったりして、練習中にも試合をイメージできるようになった」とこれまでにない変化を語る。力強い守備や試合を読む判断力、矢のような攻撃……組織力で今年も他の追随を許さない。

 

 毎日の練習は、目を瞑る(つぶる)ことから始まる。各自、その日その日の覚悟を心に言い聞かせ、集中力を高める。県予選大会初戦を控えたこの日、その儀式を見守りながら、横一列に並んだ選手たちに「何か違う!」と感じた。髪型だと気づいた。聞けば、ある練習試合の内容が悪かったと、3年生が丸刈りに。それに胸打たれ、監督も。先輩たちの気概を感じ、さらに下級生も。誰が強制するでもなく、結果みんなスッキリ刈ってしまったのだという。チーム“一丸”となった勢いで、一気に全国の舞台に駆け上がる。

 

丸刈りにして気合い十分

 

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